「今年で、最後なのか?」
「・・・・・・・・・・・・もちろん来年もお祝いできたらって思うけど、でも」
「でも?」
「クラスが同じとか、学校が同じとか。そういう理由がないと迷惑かな、って・・・・・・」


「理由なんかいらない」


 プレゼントはいらない。
 ―――いや。


「迷惑なんかじゃない」


 来年も隣で祝ってくれる事こそ。
 葉月にとっての最高の贈り物なのだから。



ミヤザワカンナさんの小説『ラインを引く手』より


楽しかった王子のBD祭りも、まもなく終了です。
また、来年につながるような作品をカンナさんと一緒に作れないかと考え、
このようなSSとイメージイラストが出来上がりました。
結局王子はどんなプレゼントよりも、主人公ちゃんが傍にいてくれることが
何よりの幸せなんですよねv
幸せそうな、それでいて切ない王子の表情を目指してみました。
主人公は皆さんであるということで、あえて顔は分からないようにしています。
来年もまた、一緒にお祝いできることを願って・・・。

応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。